両親の将来を見据えた二世帯住宅

次第に両親の年齢を意識するようになりました。まだ今は元気で普通に暮らせていますが、やがては様々なことに支障が出てくるのだろうと想定ができます。そんな折りに離れて暮らしていると手助けがなかなかできずに、お互いにもどかしいことになるでしょう。そこで住宅資金を少しずつ蓄え、ある程度まとまったので残りはローンで家を買い求めようかと考えていましたが、方針を改めて二世帯住宅を建てることにしました。

住宅用に積み立てていた資金ではまだ足りていなかったのですが、残りを両親が出してくれることで、ローンを組まなくてよいことが後押ししてくれました。しかも両親が納得してくれたことで、両親の住んでいる家をいったん取り壊してそこに立て直すことができるようになったので、土地の取得の必要がないだけでなく、私たちの住んでいたところも売却することができ、資金的にかなり余裕を持ちながら建設に着手しました。

当初からどこまでお互いのプライバシーに配慮しながら、それでいて支え合うかを相談していたので、同じ家に暮らすようになってもいい距離感が保てています。